皆様、こんにちは。前神戸市会議員の坊やすながです。
先日(2026年9月4日)、神戸市より「令和8年度9月補正予算案の概要」が発表されました。公式ホームページにも掲載され、詳細な関連資料(PDF)が公開されています。本日は、この補正予算案の内容を精査し、私が長年市政の場で訴え続けてきた「北区の森林整備と安全・安心なまちづくり」という視点から、今回の予算案が持つ意味について皆様にお伝えしたいと思います。
■ 令和8年度9月補正予算案の骨格 発表された今回の補正予算案は、主に以下の3点が大きな柱として掲げられています。
- 中東情勢の影響を受ける市内事業者への支援
- 安全・安心なまちづくりの推進
- くらしの質・都市の価値の向上
■ 緊迫する中東情勢と北区の事業者への影響 まず注目すべきは、「中東情勢の影響を受ける市内事業者への支援」です。一見すると、国際情勢は我々の地域課題から遠い問題のように感じられるかもしれません。しかし、エネルギー価格や資材価格のさらなる高騰は、神戸市内で最も面積が広く、農業や林業などの一次産業、そしてそれに携わる運送・土木・整備関連の事業者が多く集まる北区において、極めて深刻な打撃を与えています。 重機やトラックを動かす燃料代、整備に必要な資材の高騰に対する本市の迅速な経済的支援は、地域経済の屋台骨を守るために不可欠な措置と言えます。
■ 「安全・安心なまちづくり」と北区の森林整備 そして、私が強く申し上げたいのが、今回の予算案における「安全・安心なまちづくり」の推進についてです。ここにこそ、我々北区民にとって極めて重要な「森林整備」等の治山・防災予算が直結しています。
北区は神戸市の面積の約半分を占め、豊かな自然に恵まれている反面、急傾斜地や広大な山林を抱えています。近年、全国各地で激甚化する豪雨災害を目の当たりにする中、土砂災害を防ぎ、地域の保水・治水機能を高めるための「計画的な森林整備(間伐や保安林の適切な管理)」は待ったなしの課題です。
予算案の関連資料等で示される防災・減災に向けた取り組みは、単なるインフラ整備にとどまらず、こうした山林の保全や土砂災害特別警戒区域等への安全対策予算が含まれています。森林整備はただ木を切る・植えるという事業ではなく、「市民の命を守るインフラ整備」そのものです。 中東情勢に端を発する厳しいコスト高騰の中にあっても、地元の事業者がしっかりと山に入り、途切れることなく間伐や整備を進められるよう、行政が予算面から下支えすることは非常に重要です。
■ 逞しく耀く神戸を目指して 北区八多町で生まれ育った私にとって、ふるさとの山々を守ることは、神戸市全体の安全・安心を守ることと同義です。「くらしの質・都市の価値の向上」と予算案に掲げられていますが、真の都市の価値は、中心部の発展だけでなく、それを取り囲む広大な自然環境や水源が健全に保たれてこそ向上するものです。
市会議員という立場からは離れましたが、引き続き一市民として、そして政治を志す者として、徹底的に結果にこだわり、神戸市の予算や施策を厳しく精査してまいります。北区の自然を守り、皆さまが安心して暮らせる「逞しく耀く神戸」を創り出すため、これからも声を上げ、行動を続けていきます。
坊やすなが